当院に寄せられる質問で多かったものについて、当院院長・千原直人がお答えします。
今回の質問は、前回の質問「便秘の時に食べたほうがいいものって何ですか?」に続きまして、
「便秘の時に食べてはいけないものって何ですか?」
という質問です。
千原先生の解答はこちらです。(先生のプロフィールは、こちらからご覧ください。)
肉類は腸内で悪玉菌を増やす働きをして腸内環境が乱れてきてます。それによって腸の動きが悪くなり便秘になります。
欧米化の食生活は食物繊維が少ないので便秘になっていきます。 野菜類をよく摂取してください。
また、よく噛む事が重要です。
噛む回数が少ないと食べ物と唾液が十分に混ざらないまま胃に運ばれて、胃腸に負担がかかります。消化されないままのたんぱく質や脂肪が腸内の悪玉菌のエサになり、悪玉菌が増え腸の動きが悪くなったり、悪臭を伴うガスが発生します。
お菓子類もよくありません。
食物繊維がほとんど入っていません。それに加えて脂っぽいものは消化が悪く、胃腸に負担をかけます。
夜遅い食事も良くありません。
特に夜は胃の動きが弱くなり、消化液の分泌も減ってきますので、食べ過ぎると消化不良をおこしやすくなります。
また、胃の中を空にして寝ることで、腸の動きが良くなり翌朝に便が出やすくなります。
朝食は食べるようにしましょう。
朝起きて食事をすることで胃結腸反射が起こります。それによって腸の動きがよくなり便意を感じるようになってきます。
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